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5月12日の千年の森便り
5月に入り、日差しが少しずつ強くなってきました。 千年の森で青々と生い茂る草木の姿から、夏の訪れを感じます。 森に行ってみると、入り口付近でテイカカズラが色鮮やかに咲いていました。 テイカカズラは和歌の名人として有名な藤原定家が名前の由来となっています。 定家が恋人であった式子内親王が亡くなった後も彼女への想いを忘れられず、カズラとなって彼女のお墓に絡みついたという伝説から名づけられたそうです。
池の近くのエゴノキも白い花を咲かせました。 花自体は小ぶりですが、数が多いのでとてもきれいですね。 じっと花の様子を観察していると、ブーンと羽の音が聞こえてきました。 クマバチが蜜を求めてきたのでしょうか。 地域の方たちはハチの様子を写真に残そうと、次々にシャッターを切っていました。
ウツギを観察しに行くと、ここにも虫の姿が! 開花にともなってたくさんの虫の姿を見られるのはうれしいですね。
白くふんわりとした印象のこちらはガマズミ。 秋ごろには赤い果実をつけます。 季節ごとに見せる姿が変わるなんて、とても興味深いですね。
紫色の花弁が印象的なこちらはシラン。 タブノキの根本近くで開花していました。
また、池ではカワセミが巣穴にせっせと魚を運ぶ姿が見られました。 3月から7月ごろまで、カワセミは子育ての時期を迎えます。 親鳥は魚や虫などをとって巣穴に運び、ヒナに餌を食べさせています。 今年も元気なヒナの姿が見られるといいですね。
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