株式会社フジクラ
私たちの街に甦れ生態系
はかせ、「やさい」と「くだもの」の違(ちが)いはなんですか? スイカは「くだもの」のようだけど、おなじ瓜(うり)のなかまのキュウリは、「やさい」でしょう?
さくらちゃん、辞書(じしょ)でしらべると、「やさい」は、「たべるためにそだてた植物(しょくぶつ)、青物(あおもの)」、「くだもの」は、「草(くさ)や木(き)につく実(み)でたべられるもの」と書(か)かれているんだ。だけど、これでは違(ちが)いがわからないね。農家(のうか)のみなさんでつくる組合(くみあい)では、「やさい」は、「1~2年(ねん)をいきる植物(しょくぶつ)の実(み)、葉(は)、根(ね)など、いろいろなところを食(た)べるもの」、「くだもの」は、「長(なが)くいきてる木(き)で、実(み)だけを食(た)べるもの」として、わけているんだ。そうなると、スイカは「やさい」になるね。
はかせ、でも「野菜屋(やさいや)さん」やスーパーでは、スイカは、「くだもの」の売り場(うりば)にあります。「フルーツやさい」といわれるものもありますよ。
そうだね。たべて甘(あま)くないものが「やさい」、甘(あま)いものが「くだもの」といってもよいかもしれないね。また、料理(りょうり)をして、おかずとしてたべるものが「やさい」で、デザートとして食(た)べるものが「くだもの」ともいえるよね。どうやら、「やさい」と「くだもの」は、はっきりとした「わけかた」はないようだね。
「やさい」と「くだもの」は、はっきりとした違(ちが)いは、ないんですね。