株式会社フジクラ
私たちの街に甦れ生態系
はかせ、オイカワという魚(さかな)は、どこに行けば見られるの?
オイカワは、コイのなかまで 大きさは15センチほど、川や池(いけ)でよくみかける魚(さかな)なんだ。すずちゃんがよくいってる ビオトープの「フジクラ 木場千年の森(ふじくら きば せんねんのもり)」にも オイカワはいるよ。
オイカワは プロポーズのとき 体(からだ)の色(いろ)がかわるの?
そうなんだ。オイカワのオスは、春(はる)から夏(なつ)にかけて、メスにプロポーズするんだ。このとき、「あお」、「みどり」、「あか」の淡(あわ)い虹色(にじいろ)に体(からだ)の色(いろ)がかわるんだ。このことを「婚姻色(こんいんしょく)」というんだよ。オイカワは、日本(にほん)にいる魚(さかな)では、1番目(ばんめ)か2番目(ばんめ)にきれいな色(いろ)をした魚(さかな)といえるだろうね。すずちゃん、こんど 「千年の森(せんねんのもり)」にいったとき たしかめてごらん。ただ、この「婚姻色(こんいんしょく)」は、春(はる)か夏(なつ)でないと見(み)られないよ。
はかせ、オイカワも、メダカと同(おな)じように少(すく)なくなっているの?
川(かわ)の堤防工事(ていぼうこうじ)などで 数(かず)をへらしているメダカのような絶滅(ぜつめつ)のおそれがある魚(さかな)が多(おお)いなかで、このオイカワは、へってはいないんだ。オイカワは、すこしぐらい よごれた水(みず)でも生(い)きていく たくましい魚(さかな)なんだ。