タイぞう君（くう）は、もう　あたらしい歯（は）に生えかわったのかな？子どもは、体（からだ）が大きくなるのにあわせて、歯（は）がついている｢あご｣も大きくなるんだ。その｢あご｣が大きくなるのにあわせて、赤ちゃんのときに生えた「乳歯（にゅうし）」も、大人（おとな）になっても使（つか）う「永久歯（えいきゅうし）」へと　かわるんだよ。でも、この歯（は）は、一度（いちど）しか生えないので、とても大事（だいじ）な歯（は）なんだ。タイぞう君（くん）も、歯（は）をたいせつにしようね。それでは、イヌやネコの歯（は）のお話（はなし）をしよう。　お家（うち）で　子イヌや子ネコをかっている人、また、かったことのある人なら、イヌやネコの歯（は）が　ぬけて落（お）ちているところを見ることがあると思（おも）うんだけど、イヌもネコは、ヒトと同（おな）じように　大きくなるのにあわせて子どもの歯（は）である「乳歯（にゅうし）」から、おとなの歯（は）の「永久歯（えいきゅうし）」へと　生えかわっていくんだ。

そうだね、ヒトは、10才（さい）くらいまでに　歯（は）が生えかわるよね。イヌは、生まれて8週間（しゅうかん）くらいで乳歯（にゅうし）が生えそろって、生まれて2ヶ月（かげつ）から7ヶ月（かげつ）で永久歯（えいきゅうし）に生えかわるんだ。また、ネコは、生まれて4週間（しゅうかん）くらいで乳歯（にゅうし）が生えそろって、4ヶ月（かげつ）から6ヶ月（かげつ）くらいで　永久歯（えいきゅうし）に生えかわるんだ。

タイぞう君（くう）、良（よ）い「しつ問（しつもん）」だね。｢ほにゅうるい｣の全部（ぜんぶ）が、同（おな）じように歯（は）が、生えかわるわけではないんだ。タイぞう君（くん）は、ハムスターをかっているよね。このハムスターなどのネズミのなかまは、歯（は）は生えかわらないんだ。同（おな）じ｢ほにゅうるい｣でも違（ちが）いがあるんだ。タイぞう君（くん）、生きものって　知（し）れば知（し）るほど　ふしぎなことが多（おお）いよね。