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4月11日の千年の森便り
やわらかい日差しが差し込む午後、ポカポカとした陽気に誘われて、たくさんの生き物たちが千年の森を訪れています。 ブルーグレーの長い羽根を持つ、こちらはオナガ。 その見た目の通り、長い尾羽が「オナガ」という名前の由来になったそうです。
水浴びを楽しんでいるのは、ヒヨドリ。 くりっとした瞳とフワフワの羽根が印象的ですね。 温かい日の光を浴びながら、水辺でぴちゃぴちゃと遊ぶ姿を見ると、なんだか羨ましい気持ちになりますね。
黄金の花弁が印象的なこちらはヤマブキ。 4月から5月にかけて、小ぶりな花をたくさん咲かせることが特徴です。 ヤマブキは古代より日本で親しまれており、その鮮やかな色合いは「山吹色」として絵具や色鉛筆などで用いられています。
先月、つぼみから花開く姿を観察したツツジ。 こちらも見ごろを迎え、一面に咲き誇っています。
ツツジは春に見ごろを迎える花のひとつで、山中や野原などの自然豊かな場所ではもちろん、公園や街中の花壇でもよく見られます。
紫と黄色の色合いが美しいこちらはシャガ。 シャガには日陰や湿った場所に群生するという特徴があり、千年の森でも入口付近の大きなタブの木の下でひっそりと花開いていました。 花弁が一つ一つやわらかく、やさしく可憐な印象を持ちますね。
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